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絵双六~その起源と庶民文化

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 絵双六は長い歴史をもち、単なる子ども遊びとは言えないほど奥が深い。13年に及ぶ筆者の双六調査と、絵双六の構成要素であるコマの詳細な考察を基に、絵双六の起源や特徴を立証している。曼荼羅や寺子屋、親子、女性の生き方、竜宮など多様な分野を反映し、しかもゲーム感覚で様々な体験や知識も得られる。これまでになかった双六本。 第一章 絵双六の表現と構造に曼荼羅世界を見る      -浄土双六から一般的な双六まで 第二章 「名古屋版双六集」考      -シリーズ化して絵双六の世界観を楽しんだ蒐集家たち 第三章 江戸後期出版文化における龍宮イメージ      -絵双六「新板龍宮飛双六」をめぐって 第四章 江戸版「春興手習出精双六」考      -絵双六に俳諧一枚摺りの趣向を見出す 第五章 江戸版「花江戸子数語録」考      -描かれた子どもの姿に見る画題と写実性 第六章 振分双六「新版女庭訓振分双六」考      -幕末期の女性たち その多様な生き方 A4サイズ、無線綴じ、カラーカバー巻、本文(巻頭カラー、モノクロ372頁) (第18回 日本自費出版文化賞大賞受賞作品)

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